2019年05月02日

フィラリア予防について♪

こんにちは❗水島動物病院 看護師の立花です😁

遂に平成も終わり、新たな時代の幕開けです‼

✨ その名も『令和』 

『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ』という意味が込められているそうです🌸

なんと美しい言葉なのでしょう✨

この言葉を胸に刻み、動物達と美しく心を寄せ合いながら過ごしていきたいと思います🌟

ちなみに余談ですが…

芸人のカズレーサーさんの本名が『和令』で『かずのり』と読むそうです😆ニアピン賞(笑)

 

 

🐶さて、今回はイヌのフィラリア予防についてのお話をしたいと思います🐶

まずは、フィラリアの感染経路についての説明です‼

 

 

① 蚊が、フィラリアに感染しているイヌの血液を吸うとき

       血液中の子虫(ミクロフィラリア)を一緒に取り込みます。

  これにより、ミクロフィラリアは蚊の体内に入ります。

② ミクロフィラリアは、蚊の体内でイヌへの感染能力を持った幼虫になりますが

       そのためには一定の気温が必要です。

  寒い冬の間、予防しなくてもよい期間があることは、このためです。

③ 感染幼虫に寄生された蚊が犬に吸血するとき

       その刺口から犬の体内にミクロフィラリアが入り込みます。

  この時点では、イヌの体内に侵入しただけで、感染したことにはなりません。

 

 

そして、イヌの体内に入った感染幼虫は皮膚の下で生活しながら

最終寄生場所に移動できる準備を整えます。

その準備期間に約2ヶ月は必要とされています⬅重要POINT‼

 

準備ができたフィラリアは血管を通って、心臓や肺の血管に移動していきます。

その結果、体中に血液を送り出す心臓や肺の働きが邪魔されてしまい

「乾いた咳をする」などの軽い症状から腎臓や肝臓の働きまで影響が出ることで

より深刻な症状がみられるようになり死に至ります。

とても怖い病気です💦

 

 

そこで重要になってくるのがフィラリア予防です❗

フィラリア薬とはイヌに寄生して間もないフィラリア

『幼虫が未成熟で心臓・肺の血管への移動準備が整うまで』の予防的駆除をする薬です‼

簡単に言えば皮膚の下

で成長を終わらせることができれば大丈夫ということです‼

よって、どんなタイミングで感染しても、確実に体内のフィラリアを全滅させる為に

1ヶ月に1度というタイミングが定められています❗

フィラリア症はきちんと予防さえしていれば防ぐ事ができる病気です❗

忘れず予防してあげましょう✨

 

 

ちなみに、もうすぐ予防の期間が始まります❗

フィラリア予防薬の購入はお済でしょうか❓

購入されていない方は動物病院へGO💨