外科

岡山動物医療センター 外科について

岡山動物医療センター 外科について

整形外科

  • 骨折
  • 脱臼
  • 靭帯断裂
  • 椎間板ヘルニアなど

軟部外科

  • 呼吸器(肺、気管など)
  • 消化器(食道、胃、小腸、大腸、肛門、肝臓、胆嚢など)
  • 泌尿器(膀胱、尿道、尿管、腎臓など)
  • 乳腺・生殖器(乳腺、卵巣、子宮、睾丸、前立腺など)
  • その他 
    各種ヘルニア整復(会陰ヘルニア、鼠径ヘルニア、横隔膜ヘルニアなど)
    各種結石摘出(膀胱、尿道、尿管、胆嚢など)
    腫瘍摘出(悪性腫瘍、良性腫瘍)

手術室は2つあり、整形外科用と軟部外科用に分けています。

整形外科用手術室

軟部外科用手術室

1F、2Fにはそれぞれ1台ずつ除細動器を設置し、また常に血液製剤を凍結保存することにより不測の事態に備えています。

除細動器1

除細動器2

手術はCTを用いて術前計画を立ててから行い、また超音波メスの使用により出血や使用する縫合糸数を減らすなど、安全で適切な手術が出来るよう努めています。

症例

症例1
トイプードルの橈尺骨骨折です。外固定で治療することが多いですが手術をすることもあります。癒合不全症例では海綿骨移植やb-FGFを用いて治療しています。

症例2
中型犬の橈骨骨折です。開放骨折のため創外固定を行いました。

症例3
ミニチュアダックスに発症した胸腰椎椎間板ヘルニアのCT写真です。逸脱した椎間板物質が見えます(矢印)。片側椎弓切除術 で手術をしました。

症例4
これは前十字靭帯断裂症に対する手術後のレントゲン写真です。中型犬以上ではこのようなTTA(脛骨粗面前方転移術)という方法を用いて治療しています。

症例5
これはトイプードルの膝蓋骨内方脱臼の手術後のレントゲン写真です。滑車楔状造溝術と脛骨粗面転移術を行いました。

症例6
猫の尿管結石(上図、矢印)のCT写真です。

症例7
この子は結石を摘出しましたがステント入れることもあります。

手術費用の目安

骨折猫、小型犬
中~大型犬
10~17万円
15~30万円
胸腰部椎間板ヘルニア小型から中型犬
大型犬
20~25万円
25~30万円
膝蓋骨脱臼小型犬
中~大型犬
10~15万円
13~25万円
尿管結石15~25万円
前十字靭帯断裂猫、小型犬
中~大型犬 
15~20万円
30万円