2021年04月

意外と奥が深い?

こんにちは❗アミーゴ動物病院看護師の三宅です😬

みなさん、猫の眼の色って何種類あるかご存知ですか❓

答えは・・・大きく分けて4種類🌟

意外と少ないですよね🤔

 

ところが…‼

遺伝や眼の色に関係するメラニン色素(虹彩という部分にある)の量によって色が違います。

細かく分けると10数種類あるみたいです✨

また猫の種類や住んでいる地域(日照時間が長いか短いかで変わります)

毛の色によっても変化するそうなので、突き詰めるとかなり奥が深いです😎

 

大きく分けた4種類とは

「青色」    「緑色」    

「黄色」    「褐色」 

 

少し細かく分けると青色「サファイアブルー」「アクア」「ブルー」なかでも、

生後1~2ヵ月頃の青い眼は「キトンブルー」といわれています。

 

緑色は「グリーン」「へーゼル(グリーンからイエローのグラデーション)」

黄色は「イエロー」「ゴールド」(「アンバー」とも言います)

褐色「オレンジ」「カッパー」

となります❗

 

メラニン色素が少ない→多い順に並べると

青色緑色黄色褐色

となります❗

 

 

また、特殊な例もあります💫

 

「オッドアイ」 オッド=不揃いという意味で、左右の眼の色が違います。

 

「ダイクロイックアイ」 眼の中に2色以上の色があります。

 

「レッド」「アルビノ種」と呼ばれる、「先天性色素欠乏症」の症状です。

 

メラニン色素を全く作られず、血管の色がそのまま浮き出て赤目になります。

白毛のみに出現します🐾

 

 

では視力はどうでしょう❓

 

動かない物を見る「静止視力」は、猫では人のおよそ10分の1程度で、

視力は0.1~0.2ほどといわれています🙀

そのため、全体的にもやがかかったように、輪郭がぼやけた状態で景色やものが見えていると

考えられています❗

動くものを認識し、視線を外すことなく持続して識別する視力「動体視力」は、

人よりも優れています❗

対象物にピントを合わせて移動する目の機能が発達しているためで、猫が野生で生きていく中で

素早く動く小動物や昆虫などを捕えるために備わった能力のようです🌟

 

また、猫は暗闇でものを見る力も優れています‼

目の構造が光を取り入れやすくなっていること、光の明暗を感じる視細胞を多く持っていることで、

猫が光を感知する量は人の約5倍程度といわれています😸

これもまた、早朝や夕暮れなどに活動する薄明薄暮性(明け方や夕方)の猫において

発達している能力のひとつです✨

その為なのか、色を識別する能力は低いようです。特に赤を認識し辛いようです😿

暗闇に色は関係ないですからね・・・

お宅の猫ちゃんの眼は何色ですか❓

多頭飼育の方は比べてみるとより違いがわかるかもしれませんね‼