2018年09月

飼い主さん向け災害対策ガイドライン

こんにちは、円座動物病院の野間です。
西日本豪雨や北海道を襲った地震、例年以上に多い台風など各地で災害が相次いでいます。

いまだ避難所生活を送られていらっしゃる方も多いと思います。被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。

 

 動物と生活されている方は一度は考えたことがあると思います❗
「もし避難することになったら、このこたちは…どうしよう…」
9月13日、環境省は飼い主さん向け災害対策ガイドライン 「災害、あなたとペットは大丈夫?」 を公表しました‼

一部をご紹介します❗

 

「同行避難」災害前の主な対策

・ケージに入ることを嫌がらないように慣らす。
・人やほかの動物を怖がらないようにする。
・フードやトイレ用品など避難用品の確保
・決められた場所で排泄するなどのしつけ
・ペット受け入れ可能な避難所の把握など事前の情報収集
(一緒に室内で過ごせるのか、または屋外飼育か等)
・親戚や友人など一時預け先の確保
・各種ワクチンの接種や寄生虫の駆除
・マイクロチップの挿入や飼い主情報の登録

 

避難する際の主な心得

・フードなどの避難用品を持って、避難所へ向かう。
・避難所のルールに従って、飼い主が責任をもって世話をする。
・動物を車の中に残す場合は、車内の温度に注意し、十分な飲み水を用意する。
・施設に預ける場合は、期間や費用などを確認し、後でトラブルが生じないように覚書などを取り交わす。

 

 

例え、同行避難が可能な避難所でも、どこかしこで排泄したり、吠えっぱなしだったりでは一緒に生活することは出来ません。物品だけではない備えが必要ということですね❗

動物たちは災害にあっても、自分たちで避難することは出来ません。
一度ゆっくりと様々な面での準備をしてみてください‼