2017年11月

イグノーベル賞 猫は個体?液体??

こんにちは、獣医師の野間です😁

 

寒くなって、お布団の中に猫さんが入ってくる季節になってきましたね🎶

 

今年のイグノーベル賞、とても興味深い研究が受賞しました

 

イグノーベル賞とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディともいえる賞です。

 

<パリ第7大学のマーク・アントワン・ファルダン氏が、流体動力学を使って、「猫は固体であると同時に液体でもあり得るのか」という疑問に取り組んだ> 固体とは、一定の体積と形を保つもの。液体とは、体積は一定であるものの形は容器に合わせて変化するもの。

 

そう言われてみると…ちょっと前に流行った鍋猫、もはや鍋になっとるやん…とか、小さなグラスにぴったり、どうやって入ったん❓かと思うと、大きな箱の中ではのびのーび、猫ちゃんがいるおうちでは、思い当たることありますよね~🤔

 

研究の元になったと思われる「猫が液体である15の証拠」という記事のリンクです

https://www.boredpanda.com/cats-are-liquids/

 

「液体は、それが入っている容器に合わせて形が変わるもの」とするならば、 間違いなく猫は「液体の特性を持っている」 

 (・∀・)ウンめっちゃ液体 固体とも液体ともつかないネコのふるまいに注目し「流動体」として物理学的に分析した結果、老いたネコの方が子ネコより流動性が高いことが判明した、だそうです。

 

我が家の19歳‥‥はみ出してる、液体❓固体❓

流動性とかあるのか…とにかく寝てる…まぁおじいちゃんだもんね😊

 

日本で最近行われた実験にも触れられていて、 「猫は孤立した液体系ではなく、その環境からストレスを転移させ、吸収できるものとして捉えるべきということが示唆された。

実際日本には、ストレスを受けた顧客が猫をもふもふして喉のゴロゴロを聞き、心配事を忘れられる猫カフェというものがあるくらいだと締めくられているとのこと。

 

物理学の論文にもふもふとかゴロゴロとか書いてあるって… ほんっと、面白い研究をするもんだなって思いました😆

世界各地で猫さんが愛されてるってことなんでしょうね